自営業に休みはあるの?

「自営業者の人に休みはあるの?」という質問をされる方がいらっしゃいます。

確かに、普通に考えればどんな仕事でも休みがあるのは普通ですし、サラリーマンならば1ヶ月に8回は休日があるはずです。

企業によって異なるので一概には説明できませんが、国民の休日を休みと決めている会社が多いのではないでしょうか。

その点、自営業者は特に休みなどは設定されておらず、自分が社長なので休むのも働くのも全て自由なのです。

実際に、「自営業家族なので休みがなくて死にそうです」と辛い現状を嘆いている方はいらっしゃいます。

しかし、「いつ休んでも良い」「いつ働いても良い」というのが自営業のメリットで、自分が頑張れば頑張った分だけ返ってくるのは間違いありません。

サラリーマンから見れば、「いつ休んでも良いのは楽」「自分が働いている平日に休めるのは羨ましい」と考える人が多いはずです。

これは少々間違っており、自分の休みを削ってまで一生懸命に働いたとしても、それが結果的に良い方向へと結び付かないケースはあります。

1年間に休みが10日くらいしかなく、毎日のように働いて努力をしていても、十分な利益を得られない自営業者はたくさんいらっしゃるのです。

サラリーマンといった従業員は労働基準法で守られているものの、自営業者は特に関係ないため、「とにかく稼がないと」「休日なんて言っている場合ではない」という状況で働き続ける人が多いのでしょう。

とは言え、これは自営業者に限った話ではありませんが、適度に仕事を切り上げるタイミングも重要です。

1日に20時間働いて、その生活を数年間も続けるのはどう考えても不可能ですし、身体を壊して病気を患うこともあります。

それに、必死になり過ぎてずっと休みなしで働いている状態は、薄く長くだらだらとやっていることが多く、効率が悪いため結果に結び付かないことが多いのです。

その点、仕事と休みのメリハリを付けて業務に携われば、働いている時間は短くても良い結果が残りやすくなります。

「休んでいる暇なんかない」と自営業者は考えるかもしれませんが、きっぱり「休み」という余白をスケジュールの中に組み込むのも意外と大事なのです。

自営業者は毎月同じ給料を貰っているサラリーマンとは異なり、「明日から稼げなくなったらどうしよう」という不安を抱えるかもしれません。

不況の現代だからこそこのような悩みはあるものの、だからといって休み無しの状況で働き続けるのは体力的にも限界がありますし、精神的なストレスも溜まりやすいので注意してください。