自営業って失業保険はもらえるの?

■自営業の方は、原則として失業保険をもらえません。失業保険というのは、ある仕事を辞めた後、次の職場が見つかるまで受けられる手当てのことを指します。基本的にサラリーマンの方や、会社に勤めている方だけの保険ということになります。この失業保険には条件があり、自分から会社を辞めた場合は、最低でも1年間は失業保険に加入していなければならないのです。

自営業の方は、「失業」という概念がありません。つまり、失業手当を受ける権利がないのです。仮に、収入が全くない状態であったとしても、自営業を行うための準備をしていれば、失業者という扱いはされません。

サラリーマンを辞めて自営業を始めるという方は多いでしょうが、自営業の準備をしていると失業保険はもらえないので注意してくださいね。

自営業が失業保険をもらう方法

■自営業の方が失業保険に加入することは可能ます。その方法は、例えば自営業の他にパートタイムで仕事をすれば良いのです。もし、このように2つを兼業していたならば、失業保険に加入できます。

しかし、自営業を行っていると失業とはならないところに気を付けなければなりません。失業とならないため、失業保険を申請できません。「これじゃあ、失業保険の支払いは意味がないじゃん」と思われるかもしれませんが、活用する方法はあります。

教育訓練給付という制度を利用しましょう。教育訓練給付は、雇用の安定を図り、再就職の方を応援するためにできた雇用保険の給付制度です。これならば、自営業の方も利用できます。教育訓練給付では、失業保険に加入していた期間が3年以上である人が教育訓練給付対象講座を修了することで、かかった経費の2割が支給されます。失業保険の支払いが少ない人が教育訓練給付を利用することによって、失業保険代を回収しやすくなると言えますね。

以上のことから、自営業の他にパートタイムで仕事をしている方には、教育訓練給付がおすすめです。